世界の特許出願件数第1位の国は?(世界知的財産指標2019)

 世界知的所有権機関(WIPO)は、年次報告書「世界知的財産指標2019」を発表しました。それによると、2018年の世界の特許の出願件数は、前年比5.2%増の3,326,300件となり、過去最高に達しました。

各国・地域における出願数(各国・地域知財庁の特許受理ベース)をみると、中国が約154万件(11.6%増)と最も多く、世界の特許出願の46.4%と世界全体の約半数を占め、8年連続で首位となりました。

2位は米国(597,141 件)、3位に日本(313,567 件)、4位に韓国(209,992 件)と続いています。上位の順位は前年と変わっていませんが、日米は前年比で減少しました。中国での特許出願件数は、2位以下の10カ国・地域の合計出願件数に匹敵します。

世界の商標の出願数は、前年比15.5%増の1,432万件(推定値)となりました。国別にみると、中国の商標出願数が737万件で最多となり、世界の商標出願数の51.4%を占めました。意匠の出願数は前年比5.7%増の131万件(推定値)で、国別にみると中国の出願受理数が71万件で最多となりました。

AIや自動運転などの開発競争が激しくなっており、当面は知的財産権保護のため特許の出願件数の増加は続くとみられます。WIPOのガリ事務局長は「中国のみで世界の特許出願のほぼ半分を占めたほか、インドも目覚ましい増加を示しており、アジアがイノベーションのグローバルハブになった」と指摘しています。

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